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エンタメ観光マイスター任命記念のプレス発表

2010.12.25 | 過去のブログしんじ

先日21日(火)、有楽町の東京国際フォーラムにて、表博耀先生が観光庁よりエンタメ観光マイスターの第一号に任命されたことを記念して、観光庁の溝畑長官をお招きしてプレス発表を行いました。私も、表先生と10年来ネオジャパネスク活動をご一緒しているということで、その場に立ち会いました。

来年度、表先生は、フィレンツェ市に招聘されて「ネオジャパネスク2011inイタリア」事業を行う予定ですが、近隣都市のノバラにおいてもJapan Weekをプロデュースする予定となっており、そこに私もネオジャパネスク推進委員会の一員として、京都の衣食住を基礎とした生活文化を持っていきたいと考えております。当日は、そのことも広報してきました。私が話したのは以下のような内容です。

先ほど紹介がありました来年度のイタリア事業におきまして、 表博耀氏は、「日本の光を知らしめる観光マイスター」として、そのプロデュースの領域を広げ、氏の創作による創生神楽の奉納のみならず、日本人の伝統的な世界観・自然観や美意識の具現化である生活文化、特に1000年の都・京都で見事に花開いた「衣食住」を基礎とする生活文化を、革新的なパッケージにまとめ上げて紹介することを現在検討しております。

縫い合わせ胴服のプロデュースと同様、幾多の職人の技と心が一つに束ねられ、文字通り大きく和する「大和」の美として我が国の生活文化が表現された時、それは、確かな審美眼を備えたイタリアの人々の心を強く打つことでしょう。日本の生活文化は、我々の先人が四季の移ろいの中で生き抜いた知恵の結晶であり、自然との共生が模索される今日において、世界中に多くの示唆を与えるものとなり得ます。同時に、それが海外で見直されることは、経済の低迷の中、次なる時代の指針を見出せずに自信を失っている我々日本人を、大いに勇気づけるものとなるでしょう。

皆さまも、来年度のネオジャパネスク事業の意義をご理解いただきまして、ご支援を賜りますことを、共に汗して頂きますことをお願い申し上げます。

中央が表博耀氏、右は縫い合わせ胴服(表氏デザイン)を着てポーズをきめる溝畑長官

中央が表博耀氏、右は縫い合わせ胴服(表氏デザイン)を着てポーズをきめる溝畑長官

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