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青年世代が責任世代。もっと世の中を創る力に!

2010.06.14 | 過去のブログしんじ

最近の私の問題意識の一つに「青年層の当事者意識の低さ」があります。

私自身、政治家として、政党人として、また社会人として、まだまだ未熟でみよっこです。そう思うことは、一方で謙虚さにつながり、日々精進する意識につながる部分はありますが、しかし他方でそういう意識が強すぎると、上の人に任せたり今までのルールに委ねたりすることになりがちです。

自民党が下野して以来、その原因の追求・犯人探しが始まりました。その中で、地方議員は、国会議員の体たらくを批判しました。また、若手は、先輩の良くない部分を批判しました。確かに、それはそれで一理あるものが多いですが、では、その批判者は、何をしてきたのか。私は、「確かに、自分は政党人として政治家として未熟なちっぽけな存在だが、しかし、その立場に甘えて、党改革や議会改革に積極的に関わらずにいたのではないか」と痛烈に反省しました。

自民党の下野というのは、一般の方々から見ると、対岸の火事・自分とは関係の無いことに思われるかもしれません。しかし、自民党の下野とは、55年体制の政治の終焉で、つまり、新たな政治を模索する第一歩です(新たな姿は、おそらくイメージされてはいませんが)。時代に応じて、政治も変えてくれ!という国民の深層心理でしょう。しかし、時代が変われど、国家の繁栄や国民の希望・安心のために変われていないのは、政治だけではありません。社会のあらゆる分野、そして、国民の意識の大半もそうではないでしょうか。とすれば、国家挙げての、新たな国創りが必要なのです。

新たな国創りは、「国家100年の計」ですべきですが、少なくとも10年・30年後の日本を考えて、それぞれの分野で動きを創っていく必要があります。であるならば、10年後、各界で最前線で活躍しているだろう我々青年世代が、今、この時代の大転換期に負う責任は非常に大きなものがあります。我々のような政治家は、社会を創る際の指揮者・指導者ですから、そのことを各界の青年世代にしっかりと訴えていく必要があります。

まずは、隗より始めよ。ということで、私は、5月の中旬から自民党青年局のネットワーク作りのために動き出しています!

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