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決算特別委員会が開会中

2010.11.06 | 過去のブログしんじ

寒くなってきましたが、お元気でお過ごしでしょうか。私は、慌ただしくも元気に過ごしております。

10月8日に「9月議会」が閉会しましたが、翌週から「明日の京都(来年度から始まる京都府の基本計画)に関する特別委員会」が始まり、その合間に「府民生活・厚生常任委員会の視察」があり、そして10月28日からは平成21年度決算を審議する特別委員会が開催されています。秋は地域の行事が多いので、議会の過密スケジュールはなかなかハードです(汗)

決算特別委員会は、30人弱の委員で構成され、1日1部局ごと審議をし、連日3時間から4時間程度の質疑しています。約半数の委員が自発的に質問するのですが、私は毎日15分程度質問しています。どの部署に対しても、「京都市との関係」をテーマにしています。課題は探せばいくらでも出てきます。

初日の総務部では京都地方税機構について質問しました。詳細は、府議会HPをご覧ください。

「京都地方税機構」は、府と京都市以外の市町村で設立されました。例えば21年度決算で、府が市町村に徴収を委託する形になっている「個人府民税」(住民税として一括で市町村が府民税も集めているので)は44億円も滞納されています。小さな市町村では、顔の知れた役人が滞納者に対してなかなか督促できない事情があるのです。これを見逃さず、公平公正な課税と徴収率のアップを目指すために、府・市町村が優れたノウハウを共有でき、さらに各役所のスリム化に繋がるということで、税機構が設立されました。

京都市にも参加を呼びかけましたが、財政が厳しいと言いつつも、独自の徴税業務を続けるとのことです。今後の税機構は、課税事務も行う予定です。事務の効率化と高度化の推移を見守りつつ、一人の京都市民として、今後、京都市不参加の妥当性をしっかりと検討していきたいと思っています。

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