2013.07.06 | 過去のブログしんじ
こんにちは、二ノ湯しんじです。
先日6月25日の本会議質問報告の続きです。
【 外国人の受け入れについて 】
知事もメンバーである「京都の未来を考える懇話会」で
「留学生ユートピア特区」構想を打ち出した。
これは、2030年までに京都での留学生受け入れを
5万人にまで増やす、そのための環境整備を進める、というものだ。
私は、未来懇で提言する「世界交流首都・京都」の理念には共感するが、
少子化で学生数が5万人減る分を留学生で埋め合わせするという
「数合わせ」の発想なら、疑問・懸念を覚える。
留学生が増加するような、京都の魅力そのものの増進や、
受け入れ側の府民意識の醸成を同時に進めるべきではないか、
と質問をしました。
それに対しての答弁は(本田政策企画部長から)
●国の留学生30万人構想を受けてのもの
●京都にとって、学生・研究者のマスは極めて重要
●したがって、留学生を増やすための環境整備に努める
●誘致のための情報発信に今まで以上に努める
などと答弁がありましたが、
また再質問しても、その後、答弁書を読み返しても、
京都そのものの魅力の増進についてや、
地域住民・府民の意識の醸成については殆ど答弁がなく、
現段階では、まず「数の目標を提示したのみ」と私は理解しています。
それでは良くありませんので、
今後は提言型の質問をしたいと思います。