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故郷の歴史探訪を通じた地域力再生

2008.10.30 | 過去のブログしんじ

昨日28日の晩、地元太秦学区の有志が集まって、太秦の観光マップ作成の会議をしました。これは、経済産業省が実施している「広域総合観光集客サービス支援事業」(簡単に言えば、観光客に地域密着でやっている商店街にお金を落としてもらおうというもの)という補助事業に採択された「京都フリーウォーク」のコンテンツ作りです。
(京都フリーウォーク http://kyoto-free-walks.com/  )

「京都フリーウォーク」の詳細はHPにゆずりますが、簡潔に言えば「Podcast」という「iPod」に動画・音声込みのコンテンツをダウンロードできる仕組みを利用した観光情報提供です。iPodユーザーの若者を対象に、今までと一味違ったコンテンツの提供を目指しています。

さて、太秦バージョンはと言うと、公開前なので詳細には明かせませんが、「蛇塚古墳」や「いさら井」や「車僧影堂」、最も有名なものでも三柱鳥居で知られる「木嶋神社」といったかなりマニアックなものです。京都へ頻繁に来られる方にも非常に新鮮に思える観光ガイドであることは間違いなしです! 「これは凄いぞ!」と盛り上がりながら、昨日は遅くまでお酒で盛り上がりました。

昨今、様々な場面で「地域力の再生」ということが言われています。そのための方策として、地域での産業・雇用の拡大、自治会など地縁組織の強化など色々なことが言われますが、私は何を措いてもまず「地域への愛着や誇り」ではないかと考えています。学校教育において幼少期から故郷の文化や歴史がしっかりと教えられることが不可欠ですが、地域の歴史遺産・文化資源を観光情報などに整理するなどの取組みを通じて、大人も地域への理解を深めていくことが大切だと考えています。去る9月定例会の一般質問でも、このような趣旨のことを述べました。ビールを飲みながら盛り上がっている皆さんの様子を見て、改めてそう感じる夜でした。

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