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北桑木材センター

2010.10.06 | 過去のブログしんじ

今朝は、JR花園駅前での街頭演説を終えてから、右京区京北にある北桑木材センターに久しぶりに行きました。「今月26日に祭典があるから、今日は静かなもんやで」と、知人に言われましたが、それでも現場に足を運ぶと何らかの収穫(情報など)は得られます。

私から、「京都府は府内産木材の地産地消に取り組もうとしています(スピードは速くはありませんが)。一方で、京都市も市内産材の地産地消に取り組もうとし、また非効率な二重行政をしようとしている」と指摘すると、知人が「確かに、一本化したらそれなりの力にはなるかもしれない。しかし、市場を通さないと、何々産か分からない。」と返答。さらに、傍にいた福井県からきているという方が「どうして、府県単位でするのか?今は、国産材の普及ということで国を挙げて一体的な取り組みをすべきではないか」と指摘。知人も同調されました。行政は、どうしても自らの権限の範囲、役所の範囲のみで動こうとします。しかし本来は、実態に即して、その業界にとって、山を守ることにとって一体何が一番いいのかという観点で、我々は議員活動に取り組まなければなりません。

今後、川上(山・森林)から中流を経て(加工・流通)川下(工務店・施主など)に至るまでの木材関連産業をどう立て直すかにおいての、重要な論点にしたいと思います。

しかし、自然に触れるのは本当に気持ちいいです。そこに囲まれた木材センターは、そういう意味ではものすごくいい職場ですね。

北桑木材センターにて

北桑木材センターにて

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