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京丹後市を訪問して

2008.04.19 | 過去のブログしんじ

昨日18日(金)に、自民党青年局の用事で京丹後市へ行きました。自動車で往復5時間以上かかりました。京都縦貫道が途切れているからです。縦貫道は、京都市西京区の沓掛ICから宮津天橋立ICまでですが、途中、京丹波町の丹波ICから綾部市の綾部安国寺ICまでは繋がっていません。全線が開通すれば、恐らく片道で1時間弱の短縮が可能だと思います。その意味は、大変大きなものです。

今年の1月に丹後のある民間企業を自民党府議団の視察で訪ねた際に、企業の方が言った「とにかくあなたのところは遠いと言われ、得意先の確保に苦慮する。」という言葉が思い出されます。

また、先日、宮津で笹葺き民家の修復に取り組んでいる学生達と話の中で、「京都市へ1時間くらいのところなら住んでもいい」という言葉も聞きました。厳しいと言われる地方は、若者が魅力を感じる都市から遠く、また彼らが働く場所があまりありません。

こうした問題を解消し、地方に活力を取り戻すために、全線が繋がっている高速道路は最低限の不可欠なインフラです。ガソリン税の暫定税率の失効、また道路特定財源の一般財源化の議論の中で、地方では不安と不満が高まっています。地方に配慮する姿勢を示し、昨夏の参議院選挙で大勝した民主党は、参院第1党としての責任を自覚した行動を取るべきだと思います。

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