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「日本の伝統」にどっぷりと浸った1日

2008.11.01 | 過去のブログしんじ

今日は、昨日まで連日開かれていた決算特別委員会がありませんでした。天皇皇后両陛下が京都府の公館においでになられるのを府議会議員有志がお出迎えすることになっていたからです。

大勢の警官が警備にあたる中、両陛下が到着されました。とても優雅で高貴で落ち着かれたお姿からは、日々国民の安寧をお祈りされておられる御心が感じられ、大変な感動を覚えました。わずかな時間でしたが(20秒ほど)、すぐお近くで拝見でき、有難い事でした。

その後は、府庁旧本館で開催中の「公館にいける」という、若手華道家有志と京都府が主催の生け花展に足を運びました。文明開化を思わせるレトロで重厚な洋館の天井の高い部屋で、シンプルでありながら奥行きを感じさせる無駄の無い作品から生け花の既成概念におさまらない斬新な作品まで、数々の花々を鑑賞し「創造することは喜びだ」と再確認しました。政治にも構想力=創造性が求められますので、こうして折に触れ芸術に親しむよう意識しています。この生け花展の詳細は、京都府のHPの下のページから  →   http://www.pref.kyoto.jp/news/press/2008/9/1222655718980.html

夜19時からは、「源氏物語千年紀」記念式典を明日にひかえ、前夜祭として北山の京都コンサートホールでコンサートがありました。京都市交響楽団の演奏で、日本語ロックの先駆者と評価されるバンド「はっぴいえんど」のドラマーであった作詞家の松本隆氏と数々のドラマ・映画の音楽を担当されてお馴染みの千住明氏との共同作品、詩篇交響曲「源氏物語」を聞きました。物語さながら、激しい愛・嫉妬・悲しみ、夢・幻のような雰囲気などがよく伝わる、ドラマティックで聞きやすい楽曲でした。後世の芸術・文化・庶民の生活に幅広く影響を与え、日本のみならずに海外でも親しまれ続けている源氏物語が、とうとう交響曲にまでなってしまいました!

このように、今日は「日本の伝統」にどっぷりと浸れた贅沢な1日でした。感謝・感謝!!ここ半月は、決算委員会の書面審査が続き、質問作成に追われる日々でしたが、完全に心の潤いを取り戻せました。また明日から元気に頑張ります!!

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