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落語に学ぶ

2010.10.03 | 過去のブログしんじ

今日は午後からあいにくの雨となりましたが、午前中を中心に運動会を7つ回ってきました。旧京北町地域での運動会では、丸太を切る速さを競う「与作リレー」なるものがありまして、運動会も地域性があります。田舎は、村人総出で、という感じで、独特のぼのぼのとした感じがあります。

運動会を回ってから、鳴滝にある了徳寺にて、桂塩鯛(旧名は、桂都丸)師匠の落語を聞きました。鳴滝トンボ会(旧名、鳴滝青年会)の方々が世話をしてくれる恒例の会で、いつも楽しみにしています。

落語は、身振りも多少あるものの、言葉が全て。私も、言葉で感動を与えることが重要な仕事ですので、いつも感心しながら聴いています。それにしても、噺家もハイクラスになると、聴衆を一瞬で掴みますね。それが、凄いなぁといつも思います。聴衆が、その人を目当てに来ていて、心に構えるところが無いということもあるのでしょが、それにしてもその一瞬の技には、いつも唸らされます。

ネタを身体に叩き込んでいるから、聴衆の雰囲気に合わせて、抑揚や間合いなどを変化させる。このあたりの芸も身につけられたら、いいですね。「二ノ湯しんじの講演会、聴きに行こう」と思ってもらえるように、ネタ作り、そして話ぶり、これからも日々精進します!

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