NEWS

父親になる準備パート2

2008.11.06 | 過去のブログしんじ

11月3日(祝)、議員として3つの行催事に参加した後、妻と一緒に大阪府枚方市の赤ちゃん用品の大型店に行ってきました。

妻は自分のお腹に赤ちゃんがいるので、先手先手で色々な方面で母親になる準備をしていますが、私は子宝を授かって有難く思ってはいるものの、自分の体が変わるなどの直接的な実感がないので、のんびりとしたものです。ということで、赤ちゃん用品を研究して、少し勉強しようと思いました。一般的にこんなもんなんだろうと思いますが、他の人はどうなんでしょうか?

赤ちゃんが生まれてまず着る肌着には、短肌着と長肌着・コンビ肌着などがあるんですね。それと全身をすっぽり包むカバーオ-ルなるもの。サイズは、出産直後が50cmで、三ヶ月で60cm、半年で70cmにもなる、凄い成長力です。もちろんオムツもそうですが、ミトン・スタイ(よだれかけ)なども必需品のようでした。退院して自家用車で帰宅するなら、チャイルドシードが必要です。1ヶ月もしたらベビーカーにも乗れるし、哺乳瓶、ベッドや布団等もすぐ必要。細かく見れば、もっともっと多くのものを揃えなければならないみたいでした。

確かに、現代は子育てをするのに大変だなぁと思いました。上記のようなものを揃えるのに加えて、妊娠から出産に至るまでに、検診・入院などで多額のお金が必要です。さらに、核家族や地域社会の希薄化で自らの番が来るまで妊娠・出産の経験に触れることも少なく、物も知識・知恵も譲り受けることが少ない。妻も妊娠8ヶ月を迎え、そうしたことを身をもって感じ始めています。

確かに、出産や育児への手当てや子供の医療費の無料化など、地域差はありますが様々な経済的な施策が実施されていますし、子育て支援の官・民それぞれの活動があります。また、そうした心理的・経済的な困難を吹き飛ばす幸せが、出産・育児の中ではたくさんあるのでしょう。しかし、出産を躊躇させるような現実があることも確かだなぁと思います。

少子化の原因は、こうしたことだけでなく、親の側、特に女性の意識変化も大きいと思います。複合的に考えないといけない問題で、父親になるにあたり自らの重要課題としたいと思います。その時は、「少子化は本当に問題か」という根本的なところから考えたいと思います。現在のような資本主義経済の中で経済成長が不可欠ということがいつまで続くか分からないし、また世界的な食糧難が懸念される中で我が国の食料自給を考えた時、人口の適正規模が重要になると思うからです。

pagetop