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ふれあい・心のステーション

2008.09.08 | 過去のブログしんじ

去る9月3日、昨年に引き続き、大丸京都店7階で開催された「ふれあい・心のステーション」に行ってきました。この催しは、端的に言えば、京都府にある府立の特別支援学校の生徒達が日々学校で学んでいることを披露する場です。生徒達が作った陶器、木工細工、染め物、野菜が販売され、マッサージ体験ブースなどで技も披露されます。地元右京区御室にある聾学校にたびたび足を運んでいるので、生徒達の技術力の高さは知っていましたが、今年も商品の質の高さには感心しました。私は、それぞれの学校のブースで少しずつ買い物をしました。生徒達の商品が売れた時の笑顔といったら本当に嬉しそうで、接客自体も、貴重な体験であることを実感しました。今年は、洞爺湖サミットが開催されたことなどで世間的に環境への関心が急激に高まったことを受け、商品にもエコバッグが登場しており、私は2つ購入しました。

生徒達は、このように手に職をつけて実社会に出ていくわけですが、この会には就職相談のブースも設けられていました。障害者が自立して生活できることが理想ですが、企業での雇用はなかなか進んでいないのが現状です。先ほど記した聾学校では、昨年インターンシップでの交流がきっかけとなり、一般企業に就職した生徒がいますが、それはまだまだ珍しい例のようです。

経済社会が合理化・高度化へ突き進む中で、世の職場には多様な人間を包み込む包容力のようなものが失われつつあるような気がします。一方で、少子高齢化の進行する中で、高齢者や女性の雇用促進や外国人労働者の受け入れの必要性が叫ばれていますが、そこでは効率だけで評価しない大らかな職場環境が必要とされるのではないかと思います。こうした矛盾をはらんだ状況をどう解決していくのか。自立した多様な存在が共存できる社会、言葉にするのは簡単ですが、この理想をいかに実現するのか、改めて大きな政治の課題だと思いました。

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