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京都の使命

 日本列島には、太古の昔から大自然を神々と崇める素朴だが確かな信仰に基づき、豊かな営みを続けてきた人々がいました。時の経過とともに、様々な部族は一つの国家を形成しました。そうして生まれた日本国の頂点には、私心なく国家安泰や五穀豊穣をお祈りされる祭主としての天皇が君臨されました。そうした君を敬慕する民と、民を愛する君の関係で、安定が築かれてきました。
 こうした文化の象徴であったのが京都です。京の都には、政治の中心地でもあって多くの人々が集まり、そうした高い精神性を基礎にすぐれた文物が生れ、集積しました。そこに憧れや学びを求めてさらに人々が集まり、様々な創造が繰り返されました。最先端都市として繁栄してきたのです。
 武士の世になって以降は「文化首都」として栄えた京都ですが、明治初年の東京奠都以降はそのアイデンティティが奪われてしまいました。確かに京都は、千年を超える都として栄え、今なお多くの有形無形の日本の財産を有しています。住む人に、そして多くの来訪者にも、悟りや潤いを与える、日本人にとってかけがえのない街です。しかし、今後も京都が過去の栄光にすがりつくのであれば、徐々に古都として「過ぎ去りしもの」になるのではと危惧します。
 日本人が自らの姿を見失いつつある今、日本人の歩みを多く保存する京都が、「温故創新」の都市として、大きな役割を果たさなければなりません。難題が山積の今日、我々がそれらを乗り越えるためには、社会を動かす原理の大転換が求められていますが、そのヒントは、日本の伝統にある、その多くは京都にあると確信しています。





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